サーモスタット効きすぎ問題発生
以前購入した、某社の4枚焼きオーブントースター。
最大1200Wで、購入当初は4枚のトーストを4分くらいで焼けていました。
家族が多いので、サクッとたくさん焼けるのは助かります!
しかも値段も安かったのです。4,000円くらいでした。
しかし、数か月の間使っているうちに、明らかに焼け方が甘くなりました。
5分、6分、7分・・・そのうち、10分経ってもいまいち焼けなくなりました。
理由としては、「すぐにサーモスタットが働き、ヒーターが付いてはすぐ切れる」からです。
我が家は5人家族・・・
4枚焼けるので、トースト第二弾になる残り一人(たいてい僕・・)は、そこからさらに10分以上待たされる、という訳です。
しかも2回目はトースター内の温度も高いままからのスタートなので、さらにサーモが働き、ヒーターがちょっと付いてはすぐ消え、ちょっと付いてはすぐ消える・・・
10分経ったころには、
「もういいや」
と、まだパンが白いままで、でも、水分は飛んでいるのでパッサパサのパンを食べることになる、という訳です。
これは買い替えをしなければならないのか。。。
しかしまだたった1年ちょっと。
保証期間も過ぎてしまっているが、ダメ元で購入元に電話して交換可能か聞いてみるかなぁ。。。
昔、某大手メーカーの洗濯機が2年くらいで「原因不明の水漏れ」をするようになりました。
まさかこんなに早くこんなことになるとは思わず、1年以上の延長保証はつけていなかったので、保証が切れた状態で修理を頼んだんです。
そして、お金を払う段階になった時、「今回は・・・お代は大丈夫です。短い期間にこのようなことになってしまい、まことに申し訳ございませんでした。」と、なんと無料に!
こういうパターンもあり得るので、連絡してみる価値はあり、と思いつつ、今回は安いトースターです。
説明書にも、サーモスタットについての説明があり、「ついたり消えたりを繰り返し、時間が長くなることがある」、と明記もされているし、サーモが働いている時点で故障ではありません。
クレーマー気質でもないので、今の段階では電話も躊躇してしまいました。
オーブントースターのサーモスタット対策(試行錯誤編)
とりあえず、思いつくことをやってみよう!
となりました。
そもそもサーモが効くのは「サーモ付近が熱いから」なので、トースターを使っている間に扇風機を当て続けるということをしてみました。
結果・・・効果は特にありませんでした。
次に、使用前、使用中にアイスノンでトースターを冷やすということをやってみました。
検索すると、「サーモスタット」は、ワットの調節やタイマーがある部分の付近にあるようなので、ここを重点的に冷やしてみました。
結果、こちらも特に意味はなく、トーストの時間短縮にはなりませんでした・・・。
手ごわい相手だぜ・・・
昔はこのようなことなく、すぐにパンも焼けていたと思うんです。
しかし、昨今の風潮というか、「事故が起こった時の経営リスク回避」がここにも大きく反映されているのかな、と思いました。
つまりパンが快適に早く焼けるよりも、サーモが効かずに事故が起こった時のリスク回避を企業は選んだ、ということです。(勝手な憶測です)
とりあえず、このままではパンが満足に焼けないイライラが募るばかりなので、必死に検索しました。
検索を続けるうちに、結構多くの人が実践していることとして、トースターを分解してサーモスタットを外してしまうというのを見ました。
難易度が高そうですし、もちろん、公式にはやってはいけないことでしょう。
しかし、結果壊れて買い替えになってもいいや、という気持ちで、分解してみることにしました。
分解といっても、このタイプはプラスドライバーひとつで対応できました。
ひたすらネジを外し、上フタを取ります。
これがサーモスタットかどうかは分かりませんでしたが、「サーモスタットはネジ止めされている」ことが多いらしいのでおそらくこれがサーモ部分だと思われます。(↓赤丸部分のネジ)
そして、ネジで留められていた部分。この赤丸部分がサーモだと思われます。
そして、僕はサーモを取り外すことなく、まずはサーモスタットのネジをゆるめて、接着していた部分に隙間を作ることをやってみました。
完全に取り外すことはやはり良くないのでは、と思いましたので、少し隙間ができることで「以前よりはややサーモが効きにくくなるのではないか」という仮定の元です。
・・・しかし、これもほぼ意味なく、サーモスタットはガンガン効いてしまいました。
サーモスタットを完全に取り外したら良さそうですが・・・やはり、子供もいる中、ちょっと目を話した隙にトースターで遊んで取返しのつかない事態に発展するのを考え、やめました。
オーブントースターのサーモスタット対策(解決編)
もうここまでネジを付けたり外したりしてしまったので、今更返品・交換はできません。
上記の試行錯誤の末、たどり着いた解決策は、
「使うときだけカバーを外し、サーモに直接扇風機を当て続けて焼く!」でした。
ちょっと間抜けな姿ではありますが、サーモが働くことなく、パンもサクッとこんがりきつね色に焼けました!
まぁ、「特におすすめはしない」方法であり、もし皆さんがこの方法を採用する場合、焼いている間は周りに燃えるものを置かない、子供を近づけない、トースターから目を離さないなど、あくまでも「自己責任」ということでくれぐれもお願いします。
「買って年数もそんなに経ってないのに、もう買い替えるのはシャクだ!何とか使い続けたい!」という方向けです。
やはり買い替えたら・・・!
カバーを取り外して扇風機を当てる作戦を続けて数か月・・・。
とうとう「ヒーターがそもそも点かない」事態となりました。
昭和のテレビのように、トースターを叩いたらまた復活したりしたのですが、ある朝、完全に点かなくなり、ありがとうの気持ちでようやく買い換えました。
そして、購入したのは、タイガーのトースター「うまパン」です。(2021年9月購入)
これもお手頃な価格であり、普通の食パンなら4枚焼け、今度は「3分くらいでコンガリ焼ける」のです!
さらに驚くべきことに、2回目のトーストでは、1回目でトースター内が熱いので「2分少々」でパンが焼けるのです!!
もう2年半以上経過しますが順調で、とにかく我が家のトースター問題はこうして解決したのでした。
(2024年3月現在、2回連続で使用しても、まだ5~6分程度で焼けていますよ!)
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