令和に入り、新型コロナウイルス、ロシア・ウクライナ間の戦争、上がらない給料、加速度の増す少子高齢化・・・
3人の子を持つ親として、先行きへの不安が日増しに強くなっており、子供たちをきちんと養っていけるのか心配です。
そしてコロナに対してハイリスクな人たちを守るために、子供が本来経験できていたことが経験できない、環境の悪化に心を痛めています。
政府の人たちも、「さまざまな制約がある中での最適解を突き詰めた結果」が今なのだ、と思いますので一定程度の理解はできるんです。
でも、そのさまざまな制約な中でも、未来を見据えた決断を行う、ということを求めたい所ですが、残念ながら「目先の細かいリスクの排除」、「次のセンキョで有利か不利か」こういった狭い視野でさまざまなことが決められたり、検討だけで終わったり・・が透けて見える気がしています。
私が総理なら、すぐに〇〇するのに!
同じように考えている人も多くいそうですが、素人による妄想総理として、以下の政策を掲げたいと思います。
妄想経済政策
インバウンド全開放
円安が進んでおり、円がどんどん売られている状態です。
そのことで輸入コストが大幅に増え、現在の物価高の要因になっています。
よって、外国人観光客にたくさん来てもらって、どんどん買い物をしてもらいます。
外国人の自国通貨から円を買ってもらうことなので、円の価値が上がり、円安が抑えられる効果が期待できます。
メルカリの感覚で簡単輸出
これは頭が良い人たちのアイデアがたくさん必要になるかもしれませんが、輸出がもっと簡単にできるようにならないかなと思うんです。
自宅の不用品、日本の製品、自分の作品を、メルカリで出品するかのように簡単に世界に対して売る。
メルカリ+航空会社+船関連会社など、多くの企業の協力が必要なのと、最初は税金を使ってでも、インフラを整えていきます。
外国への輸送にあたり、採算面が気になる所ではありますが、多くの個人、街のお店、大きな企業まで、利用者が沢山利用することでコストが抑えられることが期待できます。
これも円安の抑制と国民の皆さんの収入増が期待できます。
それから下に記載している、日本の支出にある「地方交付税交付金」についても、地方にはクオリティが高い製品だったり、食品、酒などがたくさんあります。
これを積極的に海外に売っていくことで、自分で稼いで、交付を受けなくてもやっていける状態にしていきます。
副業や配偶者によるお小遣い稼ぎの大胆な規制緩和
政府は賃上げ賃上げ、と声を上げるだけですが、コロナや円安でダメージを受けた企業にとって、そんな賃上げ原資はありません。
むしろ給料は低下し、倒産が今後増えていく懸念もあります。
よって、「足りない分は自分で稼ぎやすくする」ということが必要です。
しかし、副業は多くの企業で禁止にされ、専業主婦も、103万円の壁と言われるように、あまり稼ぎすぎると配偶者の扶養になれないので、どうしてもセーブせざるを得ません。
ここを変えていきたい。
まず副業OKということを会社の就業規則に明記させます。(義務規定)
専業主婦でも、103万の壁だったものを、子供が一人につき、1,000万ずつアップ。3人いれば、3,000万円の壁です。
これにより結婚と出産に対する大きなインセンティブになり、少子化対策にもなりうるのではないでしょうか。
副業の確定申告もなくしたいものですね。
こちらも20万円までは確定申告不要となっていますが、1,000万円にしましょう。かつ、子供が一人増えるごとに1,000万円ずつアップ。
子供が3人いれば、もともと1,000万円+子供3人3,000万円=4,000万円まで申告不要にします。
住民税の申告も不要にします。
稼ぎたい人はじゃんじゃん稼いで、堂々と消費税を納めていこうではありませんか。
妄想年金大改革
今の日本の財政を見てみましょう。
2022年度の予算になります。
国債費は借金返済なので仕方ないとして、大赤字の主要因として、社会保障費が多い訳です。
ここをなんとかしなければなりません。
その社会保障費の内訳をさらにみると、
このように、
- 年金 約60兆円
- 介護 約13兆円
- 医療 約40兆円
と、この3項目だけで100兆円を超えます。
少子高齢化の進行により、現役世代一人あたりで養う高齢者の割合も年々増えており、保険料と税金でまかないきれず、大赤字垂れ流しの要因となっています。
一方、60代以上の方が持つ資産額は日本の全資産の6割以上とも言われています。(こちらを参照)
もちろん全員とは言いませんが、「お金持ちの老人に対し、貧乏な現役世代が負担させられている」という構図です。
ここを是正したいと思います。
具体的には、
➀マイナンバーの大活用により、日本人の持つ全資産を把握する。
➁これまで高齢者自身が支払ってきた年金保険料+利息分(現在の定期預金金利)は支払う。
➂世帯主の平均貯蓄額約1,800万円を元に、これ以上換金性のある資産を持つ人には年金支給を停止する。
平均貯蓄額データはこちら。
本当なら、現役世代20~50代の平均貯蓄額としたい所ではありますが。
年金+生活保護という手段もある
年金が削られることで、
ん?貯金が無くなったら少ない年金だけで暮らせ?餓死しろと?
と考えがちですが、年金を受けながら生活保護も受けられるんですね。要件としては、
- 働ける状態にない
- 資産がない
- 家族からの支援が受けられない
- その他
ということで、本当に資産が無く、最低限レベルでさえ体が動かなくて、家族からの支援も無ければ生活保護を受けたら良いのです。
ただ身体が動く人は働く必要があります。
これは今の現役世代が実質「のんびり穏やかな老後」が期待できないので、特に不公平ではありません。
老人への冷たい仕打ちではなく、むしろ、体を動かし、仕事を通して誰かとコミュニケーションする機会があれば、健康を維持できて、認知症の予防にもなり、医療費も抑制されることが期待できます。
医療大改革
社会保障支出として年金の次に大きい医療費についてです。
病院に頻繁にいかなくて良い仕組みづくり
私も、耳鼻科、内科、皮膚科、眼科と受診頻度が高いので、なんとか受診頻度を少なくして医療費を抑制する必要があると思っています。
ドラッグストアで買う薬では効かないし、病院でもらった方が効き目が強くて、安い場合もあるんだよね・・・
だから、病院に行くのです。
なので一番は、病院で通常もらうレベルの薬をドラッグストアで買えるようにします。
特にサラリーマンは日中気軽に病院に行けません。
よって昼休みや仕事帰りに、通常病院でもらえるレベルの薬がドラッグストアで買えるならそこで買う、という人も増えるのではないかと思います。
そして、マイナンバーの活用により「お金持ちの高齢者の方は現役世代と同じ3割負担」としなければならないと思います。
ドラッグストアで買える薬の効き目が強ければ、もっと負担割合を高くしても良いかもしれません。
これにより、安易な受診が減り、医療費の抑制も期待できます。
スギ・ヒノキ花粉の撲滅
春に発生する国民的なアレルギー、「スギ・ヒノキ花粉」をなんとかしたいものです。
今でも無花粉種への植え替えは進んでいるようですが、このままのペースで植え替えても100年レベルとか。
秋~冬ごろにかけて、国民総動員で無花粉種への植え替えをしたり、その他、何か有効な対策があればそれを徹底的に行うことで花粉症患者を減らし、医療費負担を減らすとともに、素晴らしい春の季節を思う存分謳歌できるようにしたいものです。
お花見などもじゃんじゃん行ってもらえば、前向きな経済対策でもありますよね。
布団・クッション・ソファの大品種改良
アレルギーの要因として「ハウスダスト」も大きな問題です。
ハウスダストの要因となるホコリ、ダニを徹底的に抑えた、もしくは発生すらしない、
- 布団関連
- クッション
- ソファ
- カーペット類
これを積極的に安価で販売している業者情報に対し、政府公式アカウントが「リツイート」していきます。(ただし、精査はします)
これにより、企業の広告費はかからず、簡単に国民の認知を広め、ハウスダストが軽減されることで医療費を抑制していきます。
安楽死の導入
これは賛否がかなり分かれる所だと思いますが、世界で初めて国レベルで導入すれば、インパクトは大きいと思います。
ただもちろん、だれでも好きな時に、という訳にはいきません。
- ステージ4のガンを患い、薬を用いても痛みが取れない。ベッドから起き上がれず、ただ死を待つのみとなっている。
- 認知症が進み、徘徊や汚物のまき散らしなど、同居家族への負担が限界に達している。
- 年金受給者で、身寄りもなく、これ以上は・・と「自ら」考えている。
うつに陥る若者、現役世代も増えていますが、やはりここについては、安易に認めるべきではないと考えます。
たいていが何らかの生きづらさを抱え、これ以上はキツイと思っていることと思いますのでまずは生きづらさの理由から全力で対策する。
もう気力さえない場合は、なーんにもせずに、思う存分休めるようにする。
休んだことで、何か世の中に取り残されることも無くなる。
生きづらい環境を変えられるようにサポートする。
こうして生きづらさをどんどん改善していく余地は、これからいくらでもあると思います。
新型コロナ対策
長らく国民にとって大きな精神的、物理的な「重し」となっている新型コロナウイルス対応ですが、オミクロン株となり、風邪レベルになったことは明らかでしょう。
我が家もかかりましたが、結局風邪レベルでした。
よって、2類の分類を取りやめにします。
どんなにマスクをしていても、ちょっと違う変異株がでることで感染者が増えることが分かりました。
そして悲しいことに、これだけコロナ対策の「切り札」としての高い地位を築いていたワクチンですが、オミクロン以降、「打っても打たなくても、感染率や重症化率があまり変わらない」というショッキングなデータが出てきました。
感染者が増えた所で、もう健常者がバタバタ亡くなる病気ではなくなりました。
なのでもう普通の風邪扱いで、5類にもしません。
感染することによって、10日間もの自宅待機を命じられていましたが、症状が無くなり次第、適宜出社可能とします。
そして「濃厚接触者」を廃止します。
これにより「特に症状ないのに1週間も自宅待機」という状態をなくします。
しかし、入院して重症者が激増するなど、明らかに医療体制への過度なひっ迫が見られた際は、再度見直します。
おわりに
もちろんこれだけでは全然たりないとは思いますが、今私がもっとも関心があり、もっとも国に対してモヤモヤしている部分を書きました。
また気になることがあれば妄想したいと思います。
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