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新型コロナで自宅待機、今年2回目!我が家の体験記を書きます。

コロナにかかった子供 雑記

コロナ第8波が我が家を襲いました。

ある朝、中学生になる子供から、「少しのどが痛い」と熱を測ると37℃ちょっと

日曜日で病院は開いていないので、自宅の抗原検査キットでチェックした所、このときは陰性でした。

しかしその後、熱がぐんぐん上がって38℃を超え、翌朝も回復しなかったので、発熱外来へ行き、PCR検査を行った所、陽性となっていることが分かりました。

我が家は今年3月の第6波の時に、私(父)と妻、子供一人(今回の子供とは別)が陽性になりましたので、今年2回目の自宅待機となります。

今回はその体験談や気付いた事などを記録として残しておこうと思います。

初めてコロナで自宅療養した時の体験談は別記事にしていますので、よろしければご参照ください。

コロナ第8派の具体的な症状について

あくまで、私の子(中学生)のケースですが、具体的な症状の経過と対処について、

  • 発症日(0日)・・・のどの少しの痛みと微熱。抗原検査陰性。夜には38℃を超える。
  • 1日目・・・高熱(38℃~39℃半ば)。カロナールを何度か服用。コロナ陽性確認。
  • 2~3日目・・・解熱。のどの痛みが強くなる。のど痛の鎮痛剤として処方されたアセトアミノフェンを何度か服用。しかし、軽快せず、市販薬のペラックに切り替える。声がしゃがれる。
  • 4~7日・・・のどの痛み緩和とともに咳が出だし、処方された咳の薬を飲む。ただしそこまでひどくはなく、たまに出る程度。声もほぼ回復。

という感じで、味覚障害や嗅覚障害などもなく、高熱時は食欲が落ちたものの解熱後は食欲も回復しました。

コロナ特有の熱・のど・咳症状は出たものの、数日で軽快できる症状で済んで良かったと思います。

ワクチンは、昨年2回打っていますが、最近ワクチンに関するネガティブな情報が多く目に入るようになっていたので、3回目以降は止めていました。

今回陽性になって免疫も付き、かかった後の症状も大したことがなかったので、今後もよほど致死率の高いウイルス変異などがない限りは打たせないでしょう。

自宅隔離で気を付けた事

我が家は5人家族ですが、一人が陽性になったことで、「他の4人は濃厚接触者」となります。

よって、陽性の子供は子供部屋に隔離をしました。

部屋の小窓を少し開けて常に換気に気を付けながら、数時間おきに家全体の窓を開けて換気もしました。

そしてこれは完全に私の気持ちだけですが、天井付近に滞留している温かい空気を、うちわを使ってかき混ぜて部屋全体の空気がすばやく外の空気と入れ替わるように心がけました。

そして寒いので、オイルヒーターを付けて部屋の温度を保つようにしました。

食事も子供部屋で一人で取ってもらうようにしましたが、不憫に思い、

「LINEでビデオ通話でもしながらみんなで食べよう!」

と思って提案したのですが、もう中学生になる子供。

特に乗り気でなく、一人で、好きなYoutube動画を見る方が楽しいようで、本人の意向を尊重しました。

コロナ発生届を出さなかった理由

今年3月に家族3人がかかった時は、病院から国に発生届が出され、陽性者カウントされたと思います。

しかし、今は運用が変わっており、子供が65歳未満であり、基礎疾患などもないので、病院から発生届を出さないこととなっています。

病院から関連のチラシを渡され、自分で発生届を出したいなら出すといった感じになっていました。

3月にかかった時は、発生届を出すことで、

  • 東京都から食料品の支給があった
  • 後日コロナにかかったことの証明書が届き、加入している医療保険から給付が出た

というメリットがありました。

今回も一応、途中まで発生届を出す手続きを行っていたのですが、

  • 食料品の支給は、他に買い出しに行ける家族がいない、食料のストックがない、ネットスーパーの使い方が分からない人のみが対象のようだった。
  • 医療保険からの給付ナシ

ということで、特に届を出すメリットが見いだせないことに気付きました。

逆に、届出をすることで、国から毎日メールが届いて、その日の体温や体調の変化を入力するように促される手間が生じますので、手続きを止めました。

対応が大変なときに、メリットのない届をわざわざしない私のような人も多いと思いますので、実際の陽性者は公表人数よりも今回は多いのではと思います。

抗原検査キットについての発見

最初子供にのどの痛みや発熱があるのを確認したとき、先述のとおり抗原検査陰性でした。

そして3月に私が陽性になった時、病院で行った抗原検査では陰性だったんですね。

でも先生が「PCRもやっておきましょう」と、やっていただいた結果が陽性であり、個人的に、

抗原検査はあまり意味ないのでは?

という気持ちを強く持っていたんです。

ネットの情報でも「抗原検査は感度が低い」という記載を多くみます。

そんな中で子供が陽性になって5日が経過し、他の家族の療養期間が無事終わりましが、こっそりと、

陽性の子供に抗原検査をしてみて、陰性なら、もうご飯くらい一緒の部屋で食べるか!

と思ったんです。(ルールから外れているのでマネしないでくださいね!

熱が下がって数日経過し、ノドの痛みも軽快し、咳もぜんぜんゲホゲホしてないので、感度の低い(と感じている)抗原検査で陰性レベルならもう良いやろ、ってことです。

そして検査をした結果、なんと、

検査1分後にはくっきりと陽性の線が!!

これは意外で新たな発見でした。

ああ、きちんと反応するんだな、と初めて思えました。

よって、やはり陽性の子供の療養期間中は隔離を続けようとなりました。

ただ、抗原検査がどうなのかは分かりませんが、PCR検査では、待機期間が終了しても1か月間くらいはウイルスの残骸などにも反応して、陽性反応が出続けるそうです。

なので待期期間後は、陽性反応が出ても人への感染性は低いと見られています。→参考記事

「学校へ行く前に検査で陰性を確認してから行かせよう」と思う必要はなく、病院から指定された療養期間と症状軽快などの基準をクリアすれば、検査をせずに社会復帰してOKのようです。

コロナ自宅療養2回目のここが嫌だ!

コロナで何が嫌かというと、元気な濃厚接触者の自宅隔離です。

特に陽性でない子供2人は、やんちゃ盛りの男の子で、陽性の子供を隔離している子供部屋にも入れないので、「狭い家の中でずっとうるさい」というのが困りましたね・・・。

このまま5日間、まったく外出しないのは無理であり、濃厚接触者は幸い、不要不急の外出を控えるという要請でしたので、短時間、自宅付近を自転車でサイクリングして気分転換、などは行いました。

人の密集していない屋外は、厚生労働省からのお達しにもあるように基本的にマスク不要なほどリスクが無く、サイクリングなら人と接触はほぼゼロです。

これは我が家にとっては必要な外出でした。

また、発熱外来の病院の体制にも困りましたね。

私が車で病院に子供を連れていきましたが、検査は屋外で行い、寒空の下、外で待機だったんです。

受付から検査、検査結果がわかるまで、まず30分ほどはかかりました。

この間、高熱の子供とともに屋外で待たされることに強い違和感を覚えました。

車で待つことも可能ではありましたが、病院前の駐車スペースが空いておらす、少し歩く所に止めたので、子供から「きついから歩きたくない・・・」と、仕方なく屋外で待つことに・・・。

そして陽性が判明したら、病院の中に入り、専用の隔離スペースに行くのですが、薄いカーテンで仕切られただけのスペースに、感覚的には10人程度、他の陽性の方と隣り合わせで医師からの説明待ちをする時間がありました。

これには1時間程度かかっており、空気感染するとも言われる中、この場に長時間いることが原因で私も発症してしまうんじゃないかと気が気でなかったです。

病院側に文句を言うつもりはなく、考えつくされてたどり着いた体制だと理解できるんです。

ただ、強い違和感を抱かざるを得ず、コロナが2類であることの弊害だと強く感じました。

さいごに

今回は、かかった子が中学生で、おとなしく子供部屋にいてくれて、症状も軽かったこと。

そして3月に他の家族3人がかかって、私と妻はワクチンを3回打っていたことで免疫があったということなのか、今回は他に発症する家族が出ることなく療養期間を終えられました。

塩野義製薬からゾコーバという国産初の飲み薬も出ましたね(いろいろ賛否分かれるようですが・・・)。

医療現場としては実質5類相当の運用になってきているとも聞きますが、患者や患者家族の立場からはまだまだ2類扱いであると感じます。

家族が誰か陽性になれば、他の家族も全員外の活動が抑制され、職場への連絡、学校への連絡を行い、職場や学校からも、具体的に症状だったり、いつ出勤、登校できるかなどいろいろヒアリングされるということが起きます。

社会人でそれなりに年月重ねて責任が重くなると

「じゃ、濃厚接触者なんで今週いっぱい休みま~す!」

という訳にもいかないじゃないですか。

出社前提で予定されていたさまざまな仕事の調整やリモートへの切り替えのために、日曜日の誰もいないときに一度出社して必要なものを持ち帰るなどでてんやわんやでした。

元気で症状がなくても、5日間も自宅待機をしなければならないことの弊害がとても大きいんです。

もちろん、

「そんな考えだからコロナが広がるんだ!」

という方も多いでしょう。

ただ、もう「コロナは抑制できない」ことを受け入れる時期だと思うんです。

というか、これまでもコロナウイルス自体は存在していて、普通に風邪扱いとなり、大々的に報道されないだけで、それによる死者もいたはずです。

それが新型のコロナになり、初期の株では致死率もそれなりにあったようですが、今はもうインフルエンザと同じようなレベルになっていると聞きます。

もうそろそろ過剰に捉えるのを止めて普通に生活し、体調を崩したらその人だけ、症状に見合った対処をしていくことで良い、と思います。

なお、我が家の一番下の子がまだ陽性になっていないので、はやく2類扱いが終わる(普通の風邪扱いになる)ことを切に願いたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【こちらの記事もどうぞ】
・一家5人新型コロナ感染+濃厚接触者体験記ブログ
・コロナ第8波の主流株や陽性・濃厚接触者となった際の対応について

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