現職の経理マンによる経理へ転職して後悔していること3選を紹介!

ビジネス知識

ご覧いただきありがとうございます。

私は経理を15年以上経験しており、宝くじでも当たらない限りは、おそらくこのまま定年までかかわっていく職業だと思います。

そんな中で、「3つの後悔していること」を挙げてみたいと思います。

これから経理を目指そうとしている人や、経理になって数年という方などの参考になればと思います。

経理になって後悔していること3選

後悔➀経営陣とやり取りが多い

私は中小企業で経理を行っていて、経理というと、事前のイメージでは「あまり人と関わらない」「地味」というイメージでした。

ただ私の場合は、むしろそういう環境を望んでいた所がありました。

しかし実際には、中小企業であるがゆえ、月次決算だったり、何かの財務分析資料などを、ダイレクトに社長に報告するので、「他部署の一般社員よりも社長との関わり合いが多い」のを感じます。

提出した資料に関して、何か社長から質問を受けたり、財務的な課題が社長からダイレクトに降ってきたり・・・。

大企業であれば、間に経理部長などがいるかもしれませんが、中小企業だとダイレクトに経営陣とやり取りすることもあって、少々精神的にしんどい時はありますね。

後悔➁中小企業の経理ということ

今の会社では、幸い創業社長から良い評価をよくいただき、中小企業の経理であるにも関わらず、おそらく平均的な中小企業経理以上のお給料をいただけていると感じます。

東京都内で、子供3人を育てられているほどです。

僕

・・・まぁ、余裕はないですけど・・・

ただもちろん、どの業種、仕事であってもそうだと思いますが、転職が頭をよぎることも多々あります。

その時に、やはり私の年齢(40代半ば)であると、それなりにマネジメント経験が必要となりますが、中小企業なので、正社員は私一人で部下はいません。

そして、今の年収を維持しようとすると、大企業の幹部候補クラスでないと求人が無いのです。

大企業へのエントリーにあたっては、マネジメント経験の他、決算など「日商簿記1級」レベルの知識か、その実務経験が必要であることがほとんどです。

そのどちらも保持していないため、今の職場に甘んじて在籍し続けることとなっています。

俗にいう「既得権益にしがみついている人」ですよね。

将来を見据えてレベルアップするなら、せめて若いうちに日商簿記1級資格くらいは取ればよかったと思います。

もちろん、資格自体は今から取得しようと思えば取得できると思いますよ。

ただ、もう40代半ばです。

資格を持っているだけで、この年で、大企業経理として、現場未経験で今の収入を維持して、マネジメント職で・・・、というのはなかなか難しいだろうと。

よって、もっと早くこのことに気づいていれば・・・そういう後悔もあります。

若いアナタなら、いきなり大企業経理を目指せるかもしれません。

無理でも、簿記2級でどこでも良いので経理として数年経験を積み、1級を取って若いうちに大企業経理へ転職して、マネジメント経験を積んで・・・とステップアップすれば、40代、50代になっても、割と高給の経理職の求人はありそうですよ。

後悔➂同じことの繰り返しでやりがいを持てない

私は、無駄なことをしたくない、10の時間がかかっているものは5にしたい、そういう所があります。

これは、経理にとってはプラスに働き、とにかく無駄な作業はどんどん省きましたし、効率化を進めました。

他の経理経験者のブログなどを見ると「決算期は超忙しい」というのも見かけますが、私は決算期含めてほぼノー残業なんです。

だからこそ、結果的には経理は自分には合っているのでしょうし、ここまで続けているのだと思います。

僕

でも・・・正直、飽きました・・・。

基本的には同じことの繰り返しであり、何か大きな達成感だったり、会社にとって、ものスゴイ成果につながることがありません。

例えば残高に差異があって、膨大なデータの中から原因を突き止めようとするときに自分の長年の経験から来る勘が当たってすぐ解決したときや、他部署の方からの依頼に速攻で応えてお礼を言われた時などはちょっとうれしいですが。

でも「あー、経理って面白い!」と思えることはかなり少ないですね。

面白くはないけど、何かと付き合いが多かったり、営業でお客さんからの理不尽な怒りやクレームに耐えたり、職場の無駄な体育会的な空気の中で働くよりはマシという感じです。

ただこれは、もともとサラリーマンが嫌だと感じる自分の性格的なものも大きいと思います。

経理への就職や他社へ転職を考えている方へ

経理についていろいろとネガティブなことを書きましたけど、でも一方で、ポジティブな所も当然あり、だからこそ私は経理であり続けています。

経理はやはり安定的でつぶしが効く

経理は、なんだかんだ、やはり安定はしています。

営業と違って、大きな成果を得ることはないですが、極端に評価が下がったりもしません。

年数を重ねるごとに知識も経験も積み上がりますので、ゆるやかであっても、基本的には右肩あがりの評価になりやすいのです。

そして、そこまで求めなければ、求人もあることはあるんです。

なので、突然リストラにあったとしても、

まぁ・・・なんとかなるっしょ。

という感じは持てています。

転職サイトに登録だけしていますが、経験を重ねているので、スカウトはたくさんあるのです。

よって、

  • 簿記の勉強がそこまで苦では無かった。
  • 人とたくさん話さなくても苦にならない。

こういった方で、経理に少しでも興味があれば、経理になれる余地はある気がしています。

性格面はあまり関係無さそう

経理は数字を扱い、最終的にきっちり残高と帳簿が合っていることが必要なので、細かくキッチリした人ばかりと思われがちではないでしょうか。

しかし、私自身は残念ながら、そこまでキッチリしているという自覚は無く、「100%ではないが、最低合格レベル70点くらい」という自己採点なんです。

それでも経理をやれているのは、「複式簿記の仕組みが素晴らしい」からです。

簿記の仕組みによって、処理が間違えていても、あとでつじつまが合わなくなります。

もちろん、細かいレベルまで全部ミスを拾ってくれるかと言えばそうではありませんが、致命的な処理ミスを気づかせてくれることが多いので、そこまでキッチリでなくても大丈夫です。

そして、たいていは顧問税理士さんがいらっしゃると思うので、分からないことや確信の持てないことは全部税理士に聞いて、何かあれば、

だって、税理士がそういったもん!

と言えば良いのです。(笑)

経理という仕事が消えてなくならないと思う理由

経理は「将来的に消える職業」と言われます。

しかし本当にそうなのか、はなはだ疑問です。

もちろん政治判断次第で、徹底的に経理分野の仕事をなくしていこうと思えば、できなくはないなと感じます。

マイナンバーを徹底的に絡めていくなどして、全部の取引、やり取りを国のシステムが把握する。

そしてそこから、自動的に損益や税金を算出し、税金は自動引き落としにします。

全部、国のシステムが把握し、勝手に進めてくれることで確定申告いらず。

決算書も自動で出来上がりです。

政治が本気になればできそうです。

ただ、経理の仕事が無くなるということは、そこまで機械化、自動化が進む、ということになり、経理のみならず、税理士、会計士、国税庁の仕事も無くなるか、大幅な縮小になって就職難民が多く発生するでしょうが、そんなこと、政治ができるのでしょうか。

もう何もしなくても脱税の余地もなくなるということですが、政治家自体がグレーなお金の使い方をたくさんしている中、自分たちの首を絞めるようなことを積極的にできるでしょうか。

また、インボイス制度に象徴されていますが、私の印象として、経理は現在、簡素化、自動化が進んでどんどん仕事がなくなっているというよりは、「よりルールが複雑になって、難易度が増している。処理にかかる工数が増えている」という認識です。

なので、あと何十年かは、消えてはなくならないのかな、という印象を持っています。

さまざまな業界とガチガチにつながって思い切った改革ができない自民党政治が終わり、しがらみなく、ITに精通している若い人たちが政治の中心になってきたら、ガラっと変わるかもしれませんけどね。

まとめ

今回は経理に対する「後悔」がメインテーマではありますが、良い面もあるので、基本的には現状に肯定的ではあります。

私のように、グダグダと20代を過ごして30歳近くから経理のキャリアをスタートしても、また、こまかくキッチリしていなくても、15年以上経理職を続けて、ほぼノー残業で、結婚して子育てしている人もいる、ということが伝われば良いなと思います。

よって、経理に飛び込もうか迷っている人で、上記の内容でたいしてネガティブな感情を持たなかった場合は、経理に向いているかもしれません。

経理などのいわゆる管理部門に特化した転職エージェントがありますので、よろしければ求人情報をチェックしてみてください。

私は、経理未経験、アラサー状態から、リクナビネクストで今の職場と出会いました。

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また、簿記2級までは独学でなんとかなっても、簿記1級になるとさすがに外部サービスを頼った方が早いと思います。

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