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都市部に出没!アライグマ・ハクビシン・タヌキの見分け方や注意点について

雑記

最近、都市部において、アライグマ、ハクビシン、タヌキの目撃が相次いでいます。

我が家は東京23区なのですが、夜人通りが少ない道を歩いてたりすると、明らかに犬や猫ではないこれらの動物を目にする事があります。

そこで、アライグマ、ハクビシン、タヌキの見た目と特徴、なぜ増えて来ているのか、注意点として何かあるのかを見てみましょう。

アライグマの特徴

アライグマ

灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。(Wikipediaより)

足が黒っぽくなく、シマシマのしっぽであればアライグマのようです。

タヌキの特徴

たぬき

体色はふつう灰褐色で、目の周りや足は黒っぽくなっている
アライグマとの識別方法としては、足が黒いかそうでないかが一つある。またタヌキは冬場は身体がズングリとしやすい。犬科のグループである。 (Wikipediaより)

タヌキの場合は「足が黒い」というのが特徴ですね。

ハクビシンの特徴

ハクビシン

ハクビシンは、漢字で「白鼻芯」と表記し、その名の通り、額から鼻にかけて白い線があることが特徴。しっぽは全体または先端が黒い、ということです。

たぬきとアライグマに比べると、識別は簡単そうです。

木登りがうまく、屋根裏へ通ずる隙間や、団地などでよく見かける建物に開けられた通風口などから侵入してねぐらにすることがあります。

アライグマ・タヌキ・ハクビシンに関する注意点

アライグマは、昭和世代なら「あらいぐまラスカル」というアニメで「かわいい」というイメージを持たれがちですが、実際は凶暴であり、寄生虫を持っていたり、農家にとっては害獣だったりします。

よって、アライグマらしい動物を見かけた時は、「近づかない、触らない」を徹底して下さい。

鳥獣保護法によって守られており、野生に住む鳥獣について、許可なく狩猟したり、捕まえて飼育したりすることは法律で禁じられています。

そもそも野生のタヌキは基本的に人に「なつく」ことはありません。
非常に憶病で警戒心が強く、下手に手出しをしたりすれば攻撃的になることもあります。

ハクビシンについても保護対象となっています。
雑食性で病原菌を保有するので、こちらも、見かけても近づかないようにした方が良さそうです。

昔から日本にいる在来生物であるたタヌキと異なり、アライグマは外来生物で、その中でも、生態系や人の生命・身体・農林水産業への被害を及ぼす、もしくはその恐れがある「特定外来生物」に指定されています。

アライグマは、人に重症熱性血小板減少症候群という新興感染症をもたらすSFTSというウイルスを持つ「マダニ」の運び屋になっていると見られ、狂犬病ウイルスを媒介する生物でもあります。

アライグマ・タヌキ・ハクビシンが増えた理由

ハクビシンは10年前に比べて約10倍にも数が増えたと言われます。

元々は郊外の雑木林に住んでいたのが、エサを求めて「電線」を伝って都市部に移り、屋根裏などを住みかとして増殖してきたと言われています。

しかし、「急激な増えた決定的な理由」については、ハッキリしたことは分かっていません。

考えられる説として、

・コロナで飲食店の出す残飯が減ったので、食べ物を求めてさまよっている。
・もともと都市部にいたが、コロナで夜間の人出が減った事で警戒感が薄れ、見かける機会が増えた。
・ペットを飼う人が増え、外に放置されたペットフードなどにありつけやすい。

などがあるようですが、推測の域を出ていません。

いずれにせよ、これらの動物を見かけた時は、思わぬケガや病気をもらったりしないよう、

・近づかない

・騒がない

・食べ物を与えない

に気を付けて、そっとその場を離れるようにしましょう。

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