PR

マクドナルドの油で揚げたポテトのトランス脂肪酸について

フライドポテト 雑記

マクドナルドを始めとするファストフードについて、全体的に「体に悪い」というイメージをお持ちではありませんか?

私も、特にポテトなどの揚げ物系については特に、その使われている油があまり体には良くないとイメージを持っていて、積極的には食べないようにしていました。

ここではマクドナルドのポテトに焦点を絞って、本当に体に悪いのか、調べてみましたので、よろしければご覧ください。

トランス脂肪酸はなぜ体に悪い?

体に悪いと考える理由としてトランス脂肪酸を真っ先に思い浮かべる方も多いと思いますが、そもそもトランス脂肪酸はどう体に悪いのか、意外に知らない方は多いのではないでしょうか。

私も何となくのイメージしかなかったので、農林水産省のホームページを見ながらざっくりまとめると、

トランス脂肪酸には「天然に含まれるもの」と、「油脂の加工・精製の過程で水素添加することで生まれるもの」とがあり、いずれも、取りすぎると心臓病のリスクがあるということです。

アメリカでは、2018年6月18日から、この、水素添加することで生まれるトランス脂肪酸の食品に対する規制が開始されました。

おそらくこの辺りから、トランス脂肪酸への認知が日本にも広まり「トランス脂肪酸は体に悪い」というイメージを持ち始めたことと思います。

マクドナルドの油はトランス脂肪酸まみれなのか?

さて、マクドナルドのホームページにトランス脂肪酸についての回答があります。

マクドナルドでは、これまでもFDAやWHOの指導に従ってグローバル全体で対応してまいりました。トランス脂肪酸は天然由来のものとして牛肉や牛脂、乳製品、パーム油などに含まれています。日本においては、2007年よりトランス脂肪酸を減らすように商品仕様を変える取り組み、2013年には提言したフライオイルを導入しました。毎日、適量をお召し上がりいただく分には栄養上の問題はありませんので、安心してお召し上がりください。尚、今後も日本の行政からの要請などがあった場合を含めて、適切に対応してまいります。

マクドナルドホームページより引用

マクドナルドで使用されている油は「パーム油と牛脂のブレンド油」であると、同じくホームページに記載があり、トランス脂肪酸は天然由来のものが含まれているとのことですが、水素添加によるトランス脂肪酸についての記述はありませんでした。

・・・つまり、「水素添加されたものは無い」という理解で良いのか、いまいち、モヤモヤしますね。「水素添加されたものはありません」と明記されていれば、さらに安心感が高まる気がしますが。

しかし、さらに調べると、なんと個人の方で、同じような疑問を持たれていた方が、調査機関にマクドナルドのポテト含まれるトランス脂肪酸を調査依頼した動画があり、これによれば、100gあたりのトランス脂肪酸は0.1~0.2gほどとなっていました。

おおよそ1日2g以内ならOK、と農林水産省が基準を示していますが、マクドナルドのポテトがその1/10程度であれば「大きな問題は無さそうだ」と判断できそうです。

以前は、こうした油やマーガリンなどに対して、「トランス脂肪酸が多い」というイメージが先行していましたが、現在は各社で品種改良が行われ、通常食べていくには問題ない、と思えるほどのトランス脂肪酸含有量になっている製品も多くあります。

まとめ・日本人はトランス脂肪酸よりも〇〇に注意

トランス脂肪酸について、農林水産省のホームページでは、「取らなくて良いもの。取り過ぎると良くないもの」旨の記述がありますが、アメリカほどの厳重な規制を今後していこう、という感じではありません。

それよりも、農林水産省では、トランス脂肪酸のみに過剰にとらわれることなく、日本人にとって、一番の問題と考えられているのは塩分の取りすぎ」だということで、太字で記載されているんですね。

確かに、日本人は何かと塩分が好きですよね。

おにぎりにかける塩、みそ、しょうゆ、白だし、鶏ガラスープ、お酒のつまみ系など、何かと塩分を取りがちです。

ただ、塩分についても、トランス脂肪酸についても極端に恐れることなく、知識を頭に入れつつも、適度に取得する、そして運動などを通じて悪い成分を蓄積させずに代謝させる、という意識と行動が必要だと思います。

と言う訳で、個人的にはこれからも「適度に」、運動を行いながら、マクドナルドのポテトを食べ続けたいと思います。

フライドポテト

番外編:マクドナルドに対する偏見への検証

「トランス脂肪酸」という観点では、個人的に心配がほぼ無くなったマクドナルドのポテトなどの揚げ物類ですが、ここでその他、これまでマクドナルドに持たれていた偏見を検証していきたいと思います。

ハンバーガーの肉にミミズが使われている説

昭和生まれの人間なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
しかし当然、ミミズが使われているなんてそんな訳ありません(笑)
牛100%、100%ビーフです。
しかも、つなぎやうまみ調味料なども一切入っていないということです。

マックのバンズ(パン)は、薬漬けなので腐らない説

こちらも、そんな訳はありません。
条件次第で腐ります。

こちらも、公式ホームページで明確に否定されています。

マックのポテトは遺伝子組み換えじゃがいも説

遺伝子組み換えじゃがいもではないそうです。

実は僕は、若かりし頃はマクドナルドでアルバイトを行っており、休憩中にはマックのテトセットを食べ続けてきました。

社会人になってからも、週に1~2回マックに通い、油を気にしてサラダセットにしたりしてきましたが、今後は、上述のとおり、やっぱりポテトセットも食べていこうかな、と思います。

幸い、現時点40代半ばでは標準体重であり、健康診断でも大きな問題はありません。

以上、調査報告でした!

【こちらの記事もどうぞ】
ミリタリー詐欺、国際ロマンス詐欺の手口にご注意!【女性軍人】
新型コロナ「オミクロン株」について1分でざっくり把握【由来、ワクチン】
フェイスブック(facebook)が社名変更で「Meta(メタ)」へ。1分で解説!

<参考・引用>
○マクドナルド
「よくあるご質問」より
https://www.mcdonalds.co.jp/cservice/faq/

○農林水産省
トランス脂肪酸に関する情報
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/

タイトルとURLをコピーしました