認知度が高まってきた「NFT」について、
「とりあえず、具体的に活用する予定もないけど、話のネタに、どんなもんかざっくり教えて欲しい」
という方向けに、1分程度で読める内容にまとめました。
NFTとは何?どういうイメージ?なんで盛り上がっているの?という点で記述しています。
もちろん「もっと知りたい!」という方は、詳細な記述のあるサイトをご参照ください。
NFTとは、Non-Fungible Token(非代替性トークン。読み方:ノン ファンジブル トークン)の略です。
ビットコインにも用いられている、データ改ざんが難しい「ブロックチェーン技術」を使い、
アート作品などの所有者の情報を保証するデジタル資産のことです。
例えば、あるJPEG画像(○○.jpegと名のついた画像データ)を売りたい時に、何もなければ、簡単に他人にコピーされ、「元々は自分のもの」であることを証明できません。
そこで、この技術を用いることによって、「これはもともと自分のものだ!」と証明できます。
電子的な鑑定書がつく、というようなイメージですね。
この「証明されたもの」に対して「NFT画像」「NFTアート」「NFT化された音楽」みたいに言う、くらいのイメージで良いかと思います。
メルカリやヤフオクの出品経験がある方なら、よりイメージしやすいと思います。
やる事そのものはいたって簡単で、メルカリやヤフオクに商品を出品したり、そこでモノを買ったりするように、自分で作った電子的なアート、音楽などをNFT化できるサイトでNFT化させ、そこでものを登録して出品して、売買する、ということです。
NFTの購入などやり取りが出来る場所としては、投稿日現在において、国内ではコインチェック、海外ではOpenSea(オープンシー)があり、お金のやり取りは仮想通貨の「イーサリアム」で行われます。
なぜこんなに盛り上がっているのでしょうか?また、高値でやり取りされることがあるのでしょうか?
・ブロックチェーン技術によって簡単に偽造できない1点ものが出来る。
→さりげないアート作品にとても高額な値が付くことがある。8歳男児が作ったデジタルアートが100万円以上で売れた、というニュースが話題になりました。
・音楽やデジタルアート以外にも、さまざまなものをNFT化して販売できる。
→これまでなら「売る」という選択肢の無かったものが売れる可能性がある。例えば、Twitter社の創始者の初ツイートがNFT化され、販売された結果、約3億円で売れたそうです!
・お金持ちによる金余りに伴うバブル的なお祭りの面も。
→一般的に広まって来たら、素人のアートが高額で売れることも無さそうですが、今はお祭り的にお金持ちやインフルエンサーによって積極的に持ち上げられている印象です。
ただ、新たなお金稼ぎや自分の作品を発表できる場としての可能性は大いにありそうです。
以上、簡単ですがご参考になれば幸いです!
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