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子供の自転車による接触事故の体験談~歩道の逆走は逆走ではない?!~

自転車にのる子供 雑記

先日、子供の運転する自転車が他人の自転車と接触してしまい、警察沙汰となる経験をしましたのでその備忘録です。

今から思えばハラワタが煮えくり返るような自転車接触事故の体験談でしたが、「こうして乗り切った」という部分で、もし参考になれば幸いです。

自転車に乗る子供

自転車の接触事故の体験談~歩道の逆走~

ある日、家族で自転車に乗って出かけました。

一番先頭が僕、うしろに子供たち、そして最後が妻という順でした。

車道は交通量が多かった為、歩道を、1列になって走っていました。

子供のスピードにあわせ、当然そんなにスピードも出していませんでした。

そんな時、眉間にシワを寄せた不機嫌そうなオジサンの自転車とすれ違うこととなるのですが、すれ違いざまに何かブツクサこちらに文句を言っていて、嫌な感じだなと思った次の瞬間、

ガシャーン!  

振り返ると、そのオジサンと子供の自転車が接触してしまっていました。  

よりによって、なんでこんなオジサンと接触してしまうのか・・・ 

 嫌な予感がプンプンしつつ、愕然としながらも自転車を止めて現場に行くと、オジサンは「逆走なんだよ!」と怒っていました。  

確かに、車の進行方向とは逆の歩道をわれわれは進んでいたのでした。

その時は、厳密的なルールを知らないながらも「逆走はダメ」という認識もぼんやりあったため、直感的に「まずい、不利だ」と思ってしまいました。  

幸い子供にケガもなく、泣いてもないレベルの接触であり、自転車も、子供も相手方も、両方ともキズなどが入ったりもしていない様子だったので、「すみません」で終わりたかったのですが、不機嫌なオジサンは「警察に行きましょう」とのことで近くに交番にいくハメに・・・。  

交番で、一通り手続きを行って、おまわりさんも総じてわれわれに同情してくれたのですが。

幸い、知り合いの保険屋の保険に入っていたので、こちらの支出はゼロで全て保険からまかなえたのですが、話を聞くと、まぁ大したことないのに病院にいったり、自転車の修理を出したり、やりたい放題の最悪な印象だったみたいです。

こういうことに慣れた人だったのでしょうか。

さて、この事件の教訓としては、最低限の道路交通法は知っておくべきでした。 

自転車の「歩道通行」における道路交通法

逆走だよ!」と言われた件ですが、よくよく調べると、どうもこちらに特に落ち度はなさそうだったのです。 

自転車が歩道を通行できる条件は下記の通りです。(道路交通法第63条の4)

 道路標識等により普通自転車が当該歩道を通行することができることとされているとき。

 当該普通自転車の運転者が、児童、幼児その他の普通自転車により車道を通行することが危険であると認められるものとして政令で定める者であるとき。

 前二号に掲げるもののほか、車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。

とあり、この場合において、「普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分を徐行」をして通行できるとあります。   

接触してしまった私の子供はまさに児童であり、また、車道における「著しく自動車の交通量が多い」にもあてはまっています。 さらに、「車道寄りの歩道を走っていた」と言う部分にも当てはまります。

 自転車が「車道」を走る際には、「左端を走ること=逆走は禁止」のルールは存在します。 

警視庁のホームページも「自転車安全利用五則」の記載があります↓
 https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html 

リンク先の「交通ルール」の「3」に、「歩道を通行する場合は、車道寄りの部分を徐行しなければなりません。」とシンプルに歩道を自転車が通行することが認められています。

 つまり、オジサンの怒りは的外れであったということです。

突然の家族の自転車事故には個人賠償責任保険が必須

このルールを知らなかった当時の自分がほんと腹立たしいです。  

ただ、 個人賠償責任保険 ですべてカバーしてもらえ、オジサンとのやり取りも保険屋ですべて行っていただけたので、事件以後、直接オジサンと連絡とることもありませんでした。  

「個人賠償責任保険」、絶対に加入しておく必要があるでしょう。


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