かつてない円安局面に入り、物価がどんどん上がっていきます。
そして増えない給料・・・
職場で副業が禁止されていたり、小さい子供がいたりしてあまり長時間家を空けられない方にとって、他に収入を得られる手段として、大きなリターンを得られる可能性を秘めているのが「FX」です。
私はFXで、たった10分間パソコンを開いて取引をして「16万円」稼いだことがあります。
これはたまたま運が良かったことも多分にありますが、FXをしていなければ当然、短期間でこれだけの額は稼げていませんでした。
FXに興味があってこれから始めたい初心者の方の為、まずは1日100円をコツコツ稼ぐ方法のご提案をしたいと思います。
100円はとても小さい額です。
しかし、銀行に100万円以上預金しておいても、利子としてもらえるのはたった数円なので、100円稼ぐだけで、「銀行に預けたままでいるよりはだいぶマシ」です。
株式投資も、きちんとやるなら、会社の財務状況や将来性を膨大な決算資料などから自分で見て判断していかないといけないですし、ある程度資金を投入しないとリターンも少なくなります。
その点FXは、ドルと円の組み合わせなら「円が上がるか下がるか予想して取引する」だけの話なので、理解はしやすい仕組みです。
必要と思われる知識をゼロから説明して長くなっていますので、数日かけて習得するのもOKです。
そして、ある程度予習済みの人によっては不要な項目もあるかもしれません。
必要な目次をタップすればその項目にジャンプしますので、必要な情報をご参考にいただけたらと思います。
FXの仕組みを簡単にわかりやすく説明
FXの仕組みを分かりやすく説明します。
まずは利益の仕組みですが、1ドル100円の時に、例えば100ドル分を買うとします。
その後、1ドルが140円になった時、1ドルにつき40円、ドルの価値が上がり、
100ドル×40円=4,000円の利益をゲット
というのが為替取引の基本的な仕組みです。
レバレッジについて
あくまで分かりやすく例えましたが1ドル100円から140円まで短時間で一気に変動する、というのはありません。
実際には、安定的な時では1日数十銭程度の値動きであり、激しい時でも2円くらいで、1ドル138円から140円になると「おお、今日は変動が大きいな」となります。
たった50銭の変動なら、普通に100ドル買っても50円の損益にしかなりません。
最初はその程度の利益でも良くても、だんだん慣れてくると、どうせなら数千円、数万円欲しい・・・となると思います。
そこで出てくるのがFXにおける「レバレッジ」という仕組みです。
簡単に言えば、某FX会社では手持ち資金の最大25倍分の取引が可能になるのです。
ん?どういうこと・・・?
1ドル100円の時に10,000ドルの取引がしたい時、普通は10,000ドル×100円=100万円が必要です。
しかし、レバレッジが25倍あるので、100万円÷25=「4万円で、10,000ドル分の取引ができる」ということです。
利益が出た時は、その10,000ドルでの取引利益がそのままもらえるので、「少ない資金で大きく稼げる可能性がある」ということです。
もちろん、その逆で大きく損をする可能性もあります。
ただ、「上がると見込んで取引を開始するが、〇〇銭下がったら損失を確定して取引をやめる」というような注文ができます。
いわゆる「損切り(そんぎり)ライン」をしっかり決めて取引をすることで、致命的な損失は防げます。
最小取引単位 1lot=10,000通貨
FXで最も少なく注文できるのは、1lot(ロット)からになります。
1lotは、DMM FXでは10,000通貨のことであり、10,000通貨とは、ドルと円の取引では10,000ドルと同じです。
レバレッジにより、10,000ドル分のお金を用意する必要はありません。
いくらが必要になるのか、このあとの「証拠金」で詳しく述べています。
では1lotで注文するとどうなるでしょうか。
1ドル140円で1lot注文して、141円になると、10,000円の利益になります。
100円の利益をまず目指すなら、140円が、140円01銭になるだけで達成です。
これなら・・・簡単に達成できそうだ!
そうね。でも、もちろん思い通りにいかないことがあるのは気に留めておきましょうね。
証拠金について
FXを行うにあたっては、レバレッジ取引をするため、ある程度、お金をFX口座に入れておく必要があります。
これを証拠金と言います。
どのくらい入れておく必要があるのかと言えば、「取引総代金の4%」です。
1ドル150円の時、1lot(10,000通貨)の取引をしたいときは、
150円×10,000×4%=60,000円
になります。
為替は常に変動しますので、「いくらの証拠金が必要か」についても変動します。
証拠金維持率について
「証拠金維持率」というものがあります。
証拠金維持率=純資産÷必要証拠金×100(%)
という数式で、常に100%を上回っている必要があります。
上の例では、60,000円ある状態で、1ドル150円の時の1lotの必要証拠金は60,000円なので、1lotの注文を入れた瞬間は証拠金維持率が100%となります。
そのまま利益が出て70,000円、80,000円などと増えていけば、証拠金維持率も101%、102%などと上がっていきます。
しかし、思ったのと反対になり、損失状態になってしまうと、証拠金維持率が99%、98%・・・と下がってしまいます。
60,000円必要な所、損失状態となって59,000円になってしまった場合、
- 追加証拠金 1,000円を入金する。
- 59,000円状態で取引を終える。(ポジションを決済する、といいます)
損失状態になっていてもすぐに決済せず、また時間を置くことで利益状態に戻ることはよくあります。
よって、1,000円を入金して、また様子を見るのもアリです。
そして、ギリギリのお金だけ入金するのではなく、例えば10万円くらい入れておくだけで、証拠金維持率に余裕が生まれることになります。
証拠金維持率は、FXを始めると簡単に確認できる画面がありますが、少し多めのお金を入れて、証拠金維持率に余裕を持つようにしましょう。
お金をFX口座に預けておくだけでは、勝手にお金が減ったりすることもありません。
FXの口座を開設しよう!
ここまで予習できたら、百聞は一見に如かずで、まずはFXの口座を開設しましょう。
デモ取引も可能で、これで練習を積むこともできます。
必要なものとして、
- マイナンバー「個人番号カード」
- 運転免許証
DMM FXでは、これらを持っていれば、口座開設にあたり、書類を郵送することなく、自宅から手続きが完了します。
これらがなくても、マイナンバー通知カード、健康保険証、住民票などを用意すれば手続きできますのでご安心ください。
審査終了後に、FX口座が開設されます!
下のボタン、もしくは画像リンクからDMM FXの口座開設ページより手続きを行ってください。
お金を入金しよう
FX口座を開設したら、お金を入金しましょう。
パソコンからも取引できますが、スマホアプリがありますので、アプリを利用したい方はどうぞ。
証拠金維持率に余裕を持たせる為にも、まずは10万円ほど入金されてはいかがでしょうか。
入金方法は、
- クイック入金
- 振込入金
があり、振込による入金だと振込手数料がかかり、クイック入金だとかからないので、クイック入金ができる環境であればこちらをおすすめします。
ただ、インターネットバンキングとの連携があるので、インターネットバンキングを利用している人向けです。
振込入金でも、預金残高や銀行のサービスにより、〇回までの振込は振込手数料無料、ということもあります。
クイック入金の方法
クイック入金についてのDMM FXでのマニュアルはこちらに詳細があります。
概要としては、
1.「入出金」のメニューをタップする。
2.クイック入金のメニューを開く
3.自分の銀行口座と金額を入力して「実行」し、インターネットバンキングと連携します。メニューどおり進めばわかると思います。
振込入金の方法
振込入金についてのDMM FXの説明ページはこちらの下部です。
振込先の確認は、
〇アプリ・・・マイページ⇒「お客様情報確認・変更」
〇パソコン・・・「総合口座ログイン画面」よりログイン⇒マイページ「総合口座照会」⇒お客様情報
注意点として、必ず本人名義の口座から振込を行う必要があります。
FXの画面をながめてみよう
取引できるようになるまでもう少しです!
FXの口座を開設したら実際の画面を見ながら、あと少し、FXを行うにあたっての知識を得ていきましょう。
BidとAsk
「レート」を見てみてください。
「Bid」と「Ask」とあり、二つの数字があります。
意味は、
- Bid・・・売るときの価格
- Ask・・・買うときの価格
ということになります。
例えば、Bid(売値) 140.000 Ask(買値)140.002 だとしましょう。
買うときは、140.002円で買うことになります。
もし買ってすぐに売るとしたら、140.000円で売ることとなりますので、「0.2銭の損」をしてしまいますね。
0.2銭であり、少し待てばすぐにプラスに転じることも多々ありますが、思っていたのと逆に進んだら、損が拡大することも多々あります。
なので、直感だけでなく、チャートの動きをある程度読むということが重要になってきます。
移動平均法
チャートの動きを予測するテクニックはたくさんありますが、代表的な「移動平均法」を解説します。
「チャート」のメニューを見ると、このような画面になっていると思います。
このチャート画面では、3種類の色のついたそれぞれの線が移動平均線になります。
画面の上の方に「移動平均」とあり、それぞれの意味は、
- 移動平均1(10)は、10日(短期)間の平均的な値動き
- 移動平均2(25)は、25日(中期)間の平均的な値動き
- 移動平均3(75)は、75日(長期)間の平均的な値動き
となっています。
※スマホアプリ利用の方で、移動平均法が表示されていない方は、「チャート」の画面の右上の「歯車アイコン」をクリックします。
すると「チャート設定」という画面になりますので「テクニカル表示設定」で「移動平均(SMA)」にチェックを入れて、「設定」ボタンを押してください。
ゴールデンクロス
この移動平均線を活用したチャート予測のテクニックの一つに「ゴールデンクロス」があります。
75日(長期)の移動平均線の下から上に、25日、10日の移動平均線が突き破ってクロスしている所(赤丸のところ)がありますが、これがゴールデンクロスです。
ゴールデンクロスが起こると「その後、チャートが上昇しやすい」ことを示しており、法則通り、135円あたりでクロスした後、143~144円にまでチャートが上がっています。
こうしたさまざまな法則を駆使してチャートを予測して、注文を行うという訳です。
ローソク足
ローソク足についても基本中の基本なので押さえておきましょう。
チャート画面内にある、赤と青のローソクの形をした下の図のようなものです。
「レート」の画面で「1分 5分 15分 1時間」などとなっている部分を見てください。
どれでも良いですが、例えば「1時間」のところをクリックしてみます。
すると、上の図の例のようなロウソク足になっていたとすると・・・
- 100円・・・1時間の中で最も低くなった価格
- 101円・・・その1時間が始まった時の価格
- 105円・・・その1時間が終わった時の価格
- 106円・・・1時間の中で最も低くなった価格
つまり、例えば7時だったら、7時の時点では101円、その後、チャートが上がったり下がったりしながら、最高で106円、最低で100円になり、8時の時点で105円になった、ということが分かります。
これは「1時間」の場合ですが、「5分」の所をタップして上の図だったら、5分間の中で最も高かったのが100円、5分間の始まった時の価格が101円、終わった時の価格が105円、5分間の中で最も低くなったのが106円、という見方になります。
DMM FXのチャートでは、結果的に上がった時は赤、下がった時は青のローソク足で表示されるので、視覚的に、今上がり気味なのか、下がり気味なのかが把握しやすくなっています。
こうやって100円稼ぐ!
人によりいろいろな手法がありますが、移動平均法やロウソク足の見方をだいたい把握できたら、「一つの流れ」をお伝えしたいと思います。
なるべく自分なりの根拠を持つ
上がるか下がるかの2択ではありますが、完全な勘でなく、チャートを見ながらなるべく自分なりの根拠を持って注文するようにしましょう。
「チャート」メニューの左下、「1分▼」となっている所をタップしてみてください。
すると、1分の他、5分、15分、30分、1時間、日などとあるので、「日」を見てみます。
1日単位のチャートを見ることができますので、1日単位の流れをざっくり把握します。
そして1時間のチャートを見てみて、この1時間単位の動きを見てみます。
5分のチャートを見て5分単位の動きをみます。
例えばそれぞれが全部上がり基調であれば、「この先も上がりやすそう」であることが予想つきます。
1日、1時間のチャートは上がり気味なのに、5分のチャートはちょっと下がっているとします。
すると、「短期的に下がっているけど、全体としては上がっているから、また上がってくるんじゃないかな」
このような形で予想して、注文をいれていきます。
「売り」の注文から始めることもできる!
例えば140円で「買い」の注文を入れ、140円10銭で「売る」ことで、10銭のもうけが出る、というのはイメージしやすいですよね。
FXでは、「売り」の注文から入ることもできます。
例えば、140円10銭の時に「売り」の注文を出します。
そして、140円になった時に「買い」決済注文を出すことでも「10銭のもうけ」になるのです。
若干イメージはしにくいですが、結果的には「140円分が140円10銭で売れたことと同じ」なので、10銭のもうけになるのです。
ここも頭に入れておきましょう。
いよいよ注文!即時(ストリーミング)注文方法
具体的な注文方法です。
即時(ストリーミング)という方法であれば、単純に買いや売りからスタートする、ということができます。
しかし、チャートは急に大変動するということがあり得ます。
それがプラスに働けば良いのですが、マイナスに働いて一瞬にして大損してしまうことがあるのです。
DMM FXで即時注文を行う場合、「損切(そんぎり)」というボタンがあるので、これをONにすることを強くオススメします。
これなら、急にチャートが大変動してマイナス方向に進んでも、損失幅が限定されます。
その他にもいろいろな注文方法もあるので、慣れたら他の注文方法を試してみてください。
スマホアプリから
1.トレードのメニューをタップします。
2.下の画面で、143.269円がBid/売となっていて、143.271がAsk/買となっていますね。
これから上がる(143.271 ⇒ 144とか)と思ったら、143.271をタップし、これから下がる(143.269 ⇒ 142とか)と思ったら143.269の方をタップします。
3.それぞれ指定していきます。
- 売買・・・どちらかを選択します。これから上がるなら買い、下がるなら売りです。
- 注文数量・・・初心者の方は「1」でまずは何度か試してみましょう。
- スリッページ・・・チャートが急変動した時に、「思っていたレートと少々ズレる」ということが生じます。
例えば、143.20円の時に確定注文出したのに、143.22円で約定する、ということがあるのです。
これをどこまで許容できるか?がスリッページ設定です。
えー?注文どおり確定されないの・・・?
あくまで「急変動したとき」にスリッページが起こりやすいものであり、通常は、注文通り決済されることがほとんどです。
スリッページ「0」とすることも当然可能ですが、チャートが急変動して大きく「プラス」に働いた時、スリッページ設定を超えるスリッページが起こって注文無効となりえます。
初心者の方は「0」でも良いと思いますが、今後大きな取引に挑戦するときは少し許容しておくと、約定しやすくなりますよ。
- 損切・・・最初はOFFとなっていますので、ここをタップして設定しましょう。損切値幅を設定しましょう。
チャートはある程度上下するので、あまり小さい幅だと、ちょっとマイナスになったときにすぐに損失が確定されてしまいます。
まずは初期設定どおり10.0で良さそうではありますが、必要に応じ調整してください。
pips(ピップス)という言葉ですが、これも用語で、DMM FXのドル円の場合1pips=0.01円(1銭)です。
そして、「有効期限」を設定して「設定」ボタンを押してください。
4.注文 ボタンを押して注文完了です!
決済までのリアルな値動き
実際に1回トレードを行ってみました。
注文数量1lot、損切幅を10pipsにして、スリッページは初期設定どおり2pipsです。
注文後しばらくして・・・
開始すぐ、マイナスに振れてしまい、評価損益はいきなりマイナス70円です。
でも、はじまったばかりなので、このまま様子見です。
資産の状況を見てみました。
評価損益がマイナス90円に増えていましたが、証拠金維持率は173.96%と100%は超えている状況でまだ余裕があります。
さて、そろそろ決済注文をしたいと思います。
トレードメニューのポジション照会に、注文中のものがあるので、それをタップすると、
こういうメッセージが出てしまいました。
おそらく、「損切」の設定をしている為だと思います。
よって、メッセージの通り、注文中のものを「左にスワイプ」して「クイック決済」を行いました。
結果・・・
19:34分に買いの注文を入れ、19:38に決済を行って「+50円の利益」発生です。
もう1回程度取引すれば100円の利益が達成可能です。
・・・まぁ少額の利益ではありますが、このように、途中でマイナスに振れても、最終的にはプラスで終えられることもあります。
ちなみに、決済したあとに、すぐ大きくプラスに動きました。
そこまで待っていれば、もう少し大きな利益になって100円を突破していました・・・。
スキャルピング
注文のテクニックの一つにスキャルピングがあります。
これは、短期間の売買を繰り返すというもので、大きく得することはないものの「確実に利益を取りに行く」という所に重きを置いています。
私が先ほど行ったのもスキャルピングですね。
ただ、「コツコツドカン」という言葉があるのですが、コツコツ利益を積み上げてきたのに1回の取引であっさりドカンと損失を出すことがあります。
人間の心理として、「利益は早く確定してしまいたい。でも、損失状態になったら、いずれプラスに転じるかもしれないからと待ってしまうことで、余計に損失が広がる」ということがあるので、ご注意ください。
最後に
以上、最低限の予習と一つのテクニックで初心者の方でもFXを始めることができるようにまとめました。
もちろん、もっともっとテクニックはたくさんありますので、1冊程度だけでも書籍を読むことでさらにテクニックが広がっていきます。
大まかな概要、注意点など書きましたが、基本的には「買うか売るか」だけの簡単な取引です。
ただ、50%の確率ではありますが、利益を出すことは当然ながら簡単ではありません。
よって、口をすっぱくしながら繰り返しますが、「ルールを決めて損切り(損を確定)をすること」が重要になります。
最初は少額から、何度か取引を行って慣れ、徐々に増やしていくと良いかと思います。
最初に記載した通り、開設にあたっては書類を郵送することなく、自宅から手続きがすべて完了し、またキャッシュバックキャンペーンも行っている時がありますので、もしよろしければホームページをチェックしてみてください。
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