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40代 TOEIC L&Rのパート1~7の内容とおすすめ勉強法を考察!

TOEICのイメージ TOEIC

40代でTOEIC L&R(リスニングアンドリーディング)受験をご検討している方の為の情報提供として、TOEIC試験の中身と、その勉強法について解説していきます。

私は2021年2月のTOEIC試験において、820点をマークしました。

40代、留学経験なし、外資系企業勤務経験も無い、週5で働く普通の中小企業サラリーマンです。

TOEIC得点

820点くらい取れれば、おそらく就職や転職で一定程度プラスに働くと思いますが、英語をある程度話せたり、アメリカの方の英語をほぼ聞き取れるか、はっきり言えば、今も、「しゃべれない、聞き取れないのが本音」なのです。

アメリカのドラマで子供が話す英語でさえ聞き取りが怪しいですし、しゃべれません。

あくまでTOEICの範囲の話であり、「TOEICに特化した勉強法、パターンの把握」をすることで、40代で記憶力も落ちてきたとしても、ある程度の得点が取れるのです。

そこで、パート別の試験の中身について触れながら、このように勉強したらどうか、という点をお知らせしたいと思います。

TOEIC L&R 試験の概要

TOEIC L&R 試験は、最大で月に1日、午前の部と午後の部それぞれ実施され、要は月に2回行われています。

しかし、開催地によっては試験開催頻度が異なりますので、詳しくは公式ホームページをご覧ください。

まずリスニング試験が45分行われ、続けてリーディング試験が75分行われます。問題数は、リスニングとリーディングそれぞれ100問ずつ、合計200問です。

リスニング試験について

パート1からパート4に分かれて出題されます。パート1から始まって、パート4まで45分間英語を聞き続けて問題を解いていきます。

問題数概要
パート16問1枚の写真を見ながら、英語で話されている内容を問題集にある4択から選ぶ。
パート225問短い英文を話されるので、それに対する答えを問題集にある3択から選ぶ。
パート339問2~3人の会話を聞く。1回の会話問題で3問を解く。1問の中で4択から選択。
パート430問1名の話す内容を聞く。1回の内容で3問を解く。1問の中で4択から選択。

リーディング試験について

リスニング試験が終わると、すぐにリーディング試験が開始されます。パート5から始まり、パート7まで合計100問です。

問題数概要
パート530問短文穴埋め問題。4択から選択。
パート616問長文穴埋め問題。長文自体は4つで、一つの長文につき4問ある。
パート754問さまざまな長文を読みながら4択から選択。とにかく・・・長い。
TOEICのイメージ

私が考えるパート別TOEIC勉強法

それではパートごとの対策、勉強法についてです。

パート1(リスニング)対策

ウォーミングアップ的な位置づけではありますが、6問のうち、「高得点者でも1~2問落とすのはよくある」ので、それまでの勉強、努力を信じて、「自分がわからないなら他の人も間違えている可能性も高い!」と「前向きに、落ち着いて」やるのがまず第一ですね。

700点以上目指したいのに、3問以上わからない人は、単純に勉強量が足りないと思います・・・。

とりあえず無料で済ませたい方は、Youtubeで「TOEIC パート1」などと検索すれば、疑似問題がわんさかあると思いますので、それをやりこみましょう。

パート2(リスニング)対策

パート2はテンポが早く、どんどん進んでいくので、1個動揺してしまうとそのあとも引きずってしまいがちです。

よって、こちらもとにかく「落ち着いて!」ということで、「1個分からない問題があっても引きずらない」ということです。

分からなかった問題の「次の問題」が、本来の自分なら分かっていた問題でも、分からなかった問題を引きずることで、次の問題の聞き取りが甘くなり、答えがわからなくなる、となるのは非常にもったいないですからね。

もう一つ、コツとしては、「最初の単語に全集中」です。

特に5W1H(What、Who、Where、When、Why、How)のどれかが来た場合は、そこを聞き取るだけで答えられる問題があります

例えば最初が「When」なら、答えには、「日時」が入っている選択肢が正解である可能性が高まります。

「How many・・・」で始まれば、「いくつなのか」が書かれてある選択肢が正解の可能性が高まりますよね。

こういったコツの他、こちらもYoutubeなどでとにかく「問題のテンポ、しゃべるスピードに慣れる」のが重要なのかなと思います。

パート3、パート4対策(リスニング)

形式としては同じ感じなので、まとめて記述したいと思います。

こちらはまず、「英会話のスピードに慣れる」ことが重要だと思います。

ただ、英会話のスピードに慣れるため、「アメリカの映画などを見て慣れようとする」のは、僕はオススメしません。

TOEICは主にビジネスの場で使う英語が多いので、アメリカ映画の「口語調の英語」は、そこまで参考にならないと思われるのと、TOEICは過去に出た問題と似たような形式の問題が多く出ます。

TOEICで高得点を狙うのが目的なのであれば、やはり「TOEIC英語」に慣れるのが重要であり、英語の映画を見るよりは、「実戦問題を多く解いて慣れる方が近道」だと考えます。

そして「シャドーイング」も結構行いました。

シャドーイングとは、ネイティブの人が話したすぐ後に、自分でもマネしてしゃべる、というものです。

耳で聞くだけでなく、実際にしゃべってみることで、理解の定着が格段に違う効果を僕は感じました。

それからこれも重要なテクニックですが、「パート3の問題の前、パート説明がなされている間に、第一問の選択肢だけでもざっとチェックし、第一問の時間の間に、第二問の選択肢だけでもざっとチェックしておく」です。

要は、先読み先読みで準備するということですが、格段に得点が変わってくると思います。

また、TOEIC試験は問題冊子が配られ、「次のページをめくる音」が会場に鳴り響きます。

普通の感覚だと、「英会話が流れ、問題をマークするための一定時間の後にページをめくる」という感じだと思います。

・・・が、「英会話が終わると同時に、次のページをめくる人」が結構たくさん居ます。

こういう人は、「英会話を聞きながら、答えをマークできているスゴイ人」ということなんでしょうが、

これに惑わされないでください!!!

僕もそのレベルでは到底ありません。それでも800点を超えられたのです。

しっかりと英会話を聞く。できれば1語1句聞き漏らさないつもりで集中し、全部聞き終えてから、素早く解答することに集中したことで、僕は本番で結構取れたのではないかと考えています。

パート5、パート6、パート7対策(リーディング)

僕はスタディサプリのような手段を知らなかったため、実際に行ったのは、

これだけでした。やはり「実践問題を多く解きたかった」と消化不良でした。

公式問題集は2回分だけの収録であり、何回も繰り返しても、そこから全く同じ問題が出題される確率は低いので、TOEICの対策としては弱かったと思います。

リーディングで僕は最後まで問題を解き切ることができませんでした。

最後の2題(10問)は、完全に「ぬり絵適当にマーク)」でした・・・。

そのくらい、とにかく時間が足りません。820点の僕でもこんな感じなので、そこまでの得点を求めない人は、「最後まで解けなくて当たり前」くらいに、どんと構えて大丈夫だと思います。

そして、やはり「単語力」がモノを言います。

文の中にわからない単語があると、どうしても止まってしまったり、文章の理解もあやふやになります。

これについては、金のフレーズを積極的に活用して、「TOEICに出やすい英単語」を1語でも多く覚えてください。

僕は40代であり、記憶力がかなり低下しているのを実感していますが、それでも「毎日少しでも単語を目にする、覚えようと心がける、通勤中に聞き流す」、こうして「単語に触れる機会を多く持つ」ことで、試験の直前には、9割程度は金のフレーズの単語を覚えたと思います(しかし、試験からしばらくたった現在、改めて見てみると、いろいろ忘れている・・・!)。

僕がTOEIC対策で使ったTOEIC公式問題集金のフレーズはこちらです。

また、「TOEIC公式問題集のリスニングパートでしゃべる人が、本番でもしゃべる」のは大きいです。

TOEICではアメリカ英語のみならず、オーストラリアなどの「ちょっとクセのある英語」を話す人もいるので、公式問題集を聞き込むことで、「その人のしゃべり癖(ぐせ)」をある程度把握することができます。

「あー、この人は I canをアイキャンではなくアイカンっていう」のような感じです。

あと、マークシートを何部かコピーし、「マークシートを塗りつぶす練習」も、地味に効果的なように思います。

すこし丸くなった鉛筆を使うことで、「の」の字を書く感じだけで塗りつぶせたりしますよ。

短期間、スタディサプリを利用して確実に成果を得る

TOEIC公式問題集や金のフレーズ以外、無料の過去問ドットコムやYoutubeを駆使しながら、なるべくお金をかけずに対策をするのも一つです。

しかし、なるべく試験と同じ形式で、プロが提供する学習教材を、短期間だけでも利用した方が、特に自由時間が少ない会社員などはトータルとして効率的であると思います。

その代表格となるスタディサプリでは実戦問題として「20回分」もの模擬問題が収録されているので、かなり有用な練習になるのではないでしょうか。

スタディサプリは、上場企業のリクルート社が提供するものです。

リーディングのパート5~7対策は、無料の過去問ドットコムなどだけでは個人的に不十分と感じます。

そして、昔はリスニング試験と同じ形式でパート1~4練習問題がわんさかあったYoutubeも、今はどうやらごっそり無くなっているようです(削除された?)

そういった点からも、スタディサプリなどの外部サービスをうまく利用して「できるだけ多くの問題パターン・スピードに触れる、理解する」ことが重要になってくると思います。

実際に、スタディサプリに私も触れてみて、そのメニュー別解説も行っていますので、ご興味がある方はどうぞ

「とりあえず、有名だしもう無料体験してみるわ」という方は、のぞいてみてください。↓

まとめ

以上、TOEIC試験のパート別解説と勉強法でした。

現段階で私がすすめる勉強ツールは、

  • TOEIC公式問題集
  • 金のフレーズ
  • スタディサプリ

になります。

先行き不安が高まっている時代、少しでも資格で武装して、ステップアップしていけるといいですね。

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