はじめに
2021年2月のTOEIC試験で820点を取りました。
僕は週5で働くいわゆる普通のサラリーマンであり、留学経験ゼロで、ビジネスの場でもほとんど英語を必要としません。ですので、英語を話すということに関しては、もちろん基本的な部分(Do you Know~?など)は何とかイケますが、「流暢で無いことはもちろん、日常会話ができるというレベルにも達して無い」と思います。
フルハウスという古い、アメリカのコメディ番組がありますが、そういった生の英語の聞き取りレベルも決して高くありません。ミシェルの言っていることでさえ怪しいものです。
しかし、TOEICという資格試験の範囲においては800点を超すことが出来ました。
TOEICはビジネスの世界では割と重宝されている資格かと思いますが、こんな僕でも超える事が出来たので、ここで、どのようにして820点を達成したかを書き残しておこうと思います。
社会人の為のリスニング勉強法
これはもう、ずばり、ひたすらYoutubeです!
なんと、TOEICリスニングと同じ型式の疑似問題がわんさかありました。
45分での100問の問題、答え、そして、答え付きでの100問のYouTubeがあったのです。
※しかし、現時点では削除されてしまったのか、パート別の練習用動画がいくつかある程度でした。
当時は疑似問題がたくさんあったので、僕はこれを2ヶ月間、ほぼ毎日続けました。
1回45分の問題を解き、答え合わせをし、またはじめから聞き直します。聞き取れない部分は繰り返し聞きました。
そして、単に「ある程度聞こえるようになるだけではダメ」です。
特にパート3とパート4では、「今の問題を素早く解き、次の問題までの数秒で、次の問題をある程度理解しておく」事が重要ですね。
例えば問47〜49.の問題を素早く解き、50〜52に入るわずかな時間に50〜52の問題をある程度理解しておくと言う事です。
TOEICの本番では、「会話を聞きながら答えをマークし、会話が終わるとほぼ同時に答えをマークし終わる人達」が結構居ます(会話が終わった瞬間に問題集のページをめくる音が聞こえる)が、僕はそんな事出来ませんでした。
ちょっと心を乱されるかもしれませんが、これは気にしないようにしましょう。
僕のやり方は、質問の内容をある程度頭に入れておき、「会話をとにかく一言一句なるべく漏らさないように聞き取る」事です。
ちょっと聞き逃した所に答えがあったりするので、会話を聞きながらマークしてしまうと、肝心な細かい所を聞き逃してしまって、結果、ただでさえあやふな理解が、さらに全体的にあやふやな理解になります。
最初でも述べたように、820点でも、正直、聞き取れない部分ばかりでした。それでも、しっかり聞き取れる所は聞き取った事で「なんとなく」でもニュアンスが理解でき、消去法で選択した答えが結構当たったりしたのだと思いました。
ですので、当然、全部聞き取れる必要は無いのです。
そして僕はパート2が結構苦手で、本番でも結構落としてしまった気がしますが、これについてもyoutubeにパート2だけ1時間以上問題を流してくれるものもあるのでそういうので鍛えるのも一つですね。
とにかく、リスニングに対してはyoutube「様様」でした。
ただ、「公式問題集」も何度も行いました。
リスニングは、「しゃべっている人の英語のクセ」で聞き取りやすかったり聞き取りにくかったりします。
アメリカだけでなく、オーストラリアやイギリス英語で話されます。
例えば「スケジュール」という英単語、アメリカだと「スケジョー」という感じでまだ聞き取りやすいですが、オーストラリアなどだと「シェジョー」なんですよね!
こういうクセに結構悩まされました。
公式問題集でしゃべる人は本番でもしゃべるので、公式問題集でしゃべる人のクセに慣れると得点につながりやすくなるでしょう。
そして、解答用紙のマークシートはコピーを何部か行って、「マークの練習」も行いました。
地味に「なかなか塗りつぶせず時間を浪費することがある」ので、こういった部分は確実に慣れておきましょう。
・TOEIC 公式問題集
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