はじめに
2021年2月のTOEIC試験で820点を取りました。
僕は週5で働くいわゆる普通のサラリーマンであり、留学経験ゼロで、ビジネスの場でもほとんど英語を必要としません。
ですので、英語を話すということに関しては、もちろん中学初期レベルの基本的な部分は何とかイケますが、「流暢で無いことはもちろん、日常会話ができるというレベルにも到底達して無い」と思います。
フルハウスという、有名なちょっと昔のアメリカのコメディ番組がありますが、そういった生の英語の聞き取りレベルも決して高くありません。
幼い女の子のミシェルの言っていることでさえ怪しいものです。
しかし、TOEICという資格試験の範囲においては800点を超すことが出来ました。
TOEICはビジネスの世界では割と重宝されている資格かと思いますが、こんな僕でも超える事が出来たので、ここで、どのようにして820点を達成したかを書き残しておこうと思います。
社会人の為のリーディング勉強法
リーディング対策ですが、リスニングよりも点が低いように、お金をかけずして「これでバッチリ!」という対策は取れませんでした。
過去問があるようなサイトが無かったので、下記の、有名な2冊はさすがに購入しました。
・金のフレーズ
・公式問題集
こちらは徹底的にやりこみました。
金のフレーズは、試験までに9割方は覚えました。
僕は40代であり、若い頃のような記憶力は当然ありません。
1ページざっとやって、次のページをざっとやって、また1ページ目に戻ると、もう忘れている、というレベルだったのです。
ではどうやったかと言うと、
とにかくひたすら繰り返す
別の印象的なフレーズで覚えてみる
という事をしました。
日本語にしても、一度や二度見ただけで、普段もあまり日本語で話さないような単語は覚えられませんよね。
なので、何度も何度も繰り返すのです。
地味ですが、これが結局近道ですね。
そして、金フレでは単語に関するフレーズが載っている訳ですが、「なんか文が変だな」と思う事があって、日本語として不自然な気がするフレーズも散見されます。
そうなるとますます覚えづらいので、単語を調べて、「もっとしっくり来るフレーズ」を探します。
すると金フレでの意味と、別の辞書での解釈が微妙に異なっていたりして、「あー、そういう意味ね」となる事も多いのです。
そういうちょっとした発見があったりすると、記憶にも定着しやすかったです。
金フレは通勤の途中でザーッとやっていました。そして、何度も何度も同じ単語で立ち止まりました。
でも、何度も何度も繰り返すうちに、試験の直前には何とか覚えきれたのです。
ですので、少なくとも僕と同じ40代以下の人は記憶力の面では心配しなくて良いと思います。もちろん若い頃以上の根気は必要ですが。
公式問題集も、マーク練習とともに行ってください。
よってマークシートは何部かコピーをしておくと良いと思います。
リーディングはとにかく「スピードが命」です。
1問で何分も立ち止まらず、分からない問題はもう勘で答えましょう。
そして僕も本番では最後まで解ききれませんでした。最後の10問くらいは全部勘だったのです。
あと、現在の問題形式ではないのですが、
・過去問ドットコム
こちらに無料登録して、過去問を解きました。 → 過去問ドットコム
現在の問題形式ではないので、こちらにそこまで時間をかけすぎても仕方がありませんが、理解が薄い文法などが発見でき、自分の弱いところを結構発見できました。
最後に
何度も言いますが、正直820点も取れるとは全く思っていませんでした。
僕はyoutubeなどで英語のチャンネルなどを見てもやはりあまり聞き取れませんし、当然しゃべることもままならないのです。
たまたま勘が当たりまくった、という可能性も結構あると思います。よって、僕の対策だけで800点取れる保証はありません。
ただ、やれることをなるべく自分が満足できるまでやり込むことで、「勘であるにせよ、その勘の精度も上がる」ものと思います。
特に社会人でこれからTOEICに興味がある人などの参考になれば幸いです。
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